東京日々新聞 八百五十六号-b(近来詐偽の...)

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タイトル
東京日々新聞 八百五十六号-b(近来詐偽の...)
Level
アイテム
識別子
O-COL-SN-163
タイプ
錦絵
キーワード/Subject
新聞錦絵
ページ数
1
来歴-所有者(L6-001)
東京大学大学院情報学環図書室/附属社会情報研究資料センター
来歴-現物資料の来歴(L6-002)
1970年代後半小野秀雄邸より旧新聞研究所に移管。1980年代から2000年代にかけて情報学環本館7F展示室に保存されていたものを、2007年以降図書室/社会情報研究資料センター貴重資料保存スペースに移管。
言語(L6-077)
ja
内容記述(L6-068)
関取小柳詐欺にかかる (読み下し文_括弧なし:近来詐偽の術巧を極め此謀計に陥る者尠とせず彼有名/の角觝取小柳常吉本年十月下旬越前の国武生に於て/角觝興行為せしに或る夜同国坂井港なる清水磯吉が/手代なりとて小柳が旅宿に来り僕商用にて京阪に至る/べき主命を蒙りしが途中にして小包ミを失ひ路用に事欠き/たり今主家へ立戻らば四五里の費へありて大に商法の機会を/失へり因て関取りの旅宿を驚せしなり願はくバ旅費聊/借用致たしとありけるに清水ハ多分の恩恵を/蒙りし人なれバ/異議にも及ばず金拾五円を貸与へたり手代謝して/退きし後清水角觝場へ来りければ小柳/其事を話しけるに清水驚き予が/手代を京坂に遣し事なし升ハ/全く詐偽に罹りしならんと/小柳も是は四捨八手の/外なりけれバ暗に引/手を以て投けられなり )
作成(L6-027)
絵師:恵斎芳幾,彫師:渡辺彫栄
出版者(L6-074)
人形町具足屋
日付
1874
成立年代-元号(L6-021)
明治
成立年代-年(L6-022)
7
成立年代-月(L6-023)
12
サイズ/Extent
360×245
デジタルデータ関連-デジタル化の有無(L6-046)
デジタル化済
元記事原文(CUSTOM_00023)
東京日々新聞第八百五十八号 ○先月下旬のころ越前武生にて角觝戯を興業せしに東京大坂その外諸国の相撲人とも七八十人ばかり集りて近国より見物人来り集い大に賑ハいしが或る夜坂井港の清水磯吉が手代なりとて相撲人小柳常吉が旅宿に来り急に関取に遭いたき由を申込みたり是は近来有名なる受負師にて素より角力好なれバ兼て小柳を贔屓し大に恩ある人なれば其手代と聞て直に呼び入れ面会したるに其男ハ少し心配なる顔つきにて云う様このたび急用にて京より大坂まで参り又直に立帰り申スべき旨主人磯吉より申付られ出立の処今日途中にて不斗小風呂敷包を取り落したるに付き往返の路費を失ないたり是より坂井まで立帰り来れば忽ち直に二日も後れ商用の機会を失ない主人へ申わけ無し幸ハい関取が此所に旅宿の由を聞て相談に参りたり只往返の旅費だけ有れバ宜しく尤も返り次第直に主人へ此訳を申て返済すべし何卒一時の差支を救い玉ハれと誠しやかに云うにぞ有名の小柳も忽ち小股を拘ハれ金十幾円とかを出し是にて不足ならば猶他借して用立べしと云うに彼の男は只京坂往返の路用なれば是にて沢山なり然れば硯を借し玉え一寸受取を認めんと云うに小柳は夫レにも及ぶまじト云えバ誠に有り難し幸ハい関取が爰に居られたれバこそ大切な主人の用をも欠ざるなりとて出行しが其後清水も角力見物に来りけれバ小柳より斯々と有し事ども語るに此頃我が方より京坂へ手代を遣したる事なし嗚呼驚くべきかな近来騙術の巧なること愈々出て愈々奇なりと云うに小柳も四十八手の外なれば案外に投げられたりとて悔しがりしとぞ
sort
O-COL-SN-163
資源識別子/Identifier
b5152f20-a61c-4069-8cf5-abc8e1b5b2cc

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